楠川技研

楠川の技術研究

歴史を学ぶたのしさ(ゆる天発表)

歴史の面白さを発見できたので、ゆる天で、感想を発表してきました。

下記発表メモ

                                            • -


百田尚樹氏の本、日本国紀による説明などから
https://amzn.to/2LZPcAR

元寇襲来
元寇が来たときの神風で相手が倒れた説
そんな単純ではない。
敵が受けた神風の被害は一部である。
元寇は二回攻めてきた。
モンゴル帝国は、有史以来、世界最大級の領土を植民地にしてきた。
そんなモンゴルを極東の小さな国の日本が撃退できた。
凄い。
ー 1回目
モンゴルが攻めるときは、植民地になりなさいと使徒を送る。
日本は使徒を殺した。無礼打ちを行った。誇りを持った国だった。
最初は11月だったので台風ではない。
900艘の軍船 全軍40000人。
鎌倉時代武家政権
侍が台頭していた時代。
日本も武力が強い時代だった。
そんな中相手とやりあって、相手の船も壊れていく。
11月だったので時化だったのかもしれない。
40000人の敵を打ち払った
ー 2回目
それまでの世界史上最大規模の船団
高麗から900艘の軍船 40000人、
江南から3500艘の軍船 100000人。
合計4400艘140000人から
鎌倉時代 鎌倉の人口が170000人
5月に攻め入られた 3ヶ月戦い続けた。
9月に帰ろうとしたけれど台風で船が壊れていた。
帰れなかった。
日本国内で17万人を撃退した。
日本はすごい。


明治維新
開国からの急速進化
明治時代、薩長同盟が幕府を倒して開国し、
鉄道、銀行、などの新しいものを取り入れて、驚異的なスピードで近代化。
この頃、時代は弱肉強食。
欧米が中東やインド、東南アジアを植民地にしていた。
国土を広くしなければ日本もやらなければやられる。
台湾制圧。
朝鮮に攻め入る。
日清戦争、勝利。
日露戦争、勝利。
37年前まで鎖国していた国 日本。
近代化していた大国、ナポレオンも破れなかったロシアを破った。
たった鎖国から、たった37年で近代国家を破った。
日本という国はとんでもない。


第二次世界大戦後の復興
第二次世界大戦敗北 戦後、奇跡の経済復興
国民の力で立て直した。
資源を輸入に頼るしかない状態なのに、
創意工夫で製品を作って輸出して外貨を稼ぐ。
世界第2位のGNPとなった。
日本という国はとんでもない

日本ってすごい国だ。
本当にいい本だ。
歴史って面白い。


ユーチューバー中田敦彦さんによる説明などから
https://m.youtube.com/channel/UCFo4kqllbcQ4nV83WCyraiw

元寇襲来
モンゴルが世界を支配できた理由
血のつながり、貴族などの血縁で国ができていくなかで、優秀な人間を重用した。
人事にイノベーションを起こした。
騎馬がめっちゃ上手い。流鏑馬みたいなものを余裕でやっていた。
広大な大地で馬を使い倒す。一人に30の馬をつけて、馬が疲れたら乗り換えた。
戦い方にイノベーションを起こした。
合理主義の人事と、馬によるスピード戦争というイノベーション
それらを使ってで世界を支配した。
馬が走れる広い土地で、手早く制圧。
日本に来たら、山ばかりで平地がない。馬が走りにくい。
モンゴルの得意を生かせない日本で、日本とやりあった。
モンゴルにとって、日本は相性が悪かった可能性がある。

明治維新
幕府は薩長同盟に倒された。
薩長は、イギリスからのテクノロジーを使って倒幕をした。
それから開国。
日英同盟を組んでいった日本。
鉄道、銀行などはイギリスから色々教えてもらっていた。
そんなとき、ロシアは領土を広げたい。
ロシアがヨーロッパ側から植民地を広げるのはハード。
フランスなどがいて南に攻めれない。
中国あたりから、南にせめていきたい。
ロシアが攻めてくる。
日本がそれを阻止するために、清や、ロシアを攻めることを、イギリスが許可した。
イギリスに許可をもらってやっていた。
日本の急速な進化の影にはイギリスがあった。


第二次世界大戦後の復興
第二次世界大戦後、アメリカとロシアは競い合っていた。
民主主義と社会主義の競い合い。
アメリカとロシアの代理戦争を朝鮮半島がやらされた。
北はロシアの社会主義。南はアメリカの民主主義。
その戦争で使った武器はどうしたか。
アメリカが日本に作らせていた。
その戦争特需で日本は湧いた。

日本はすごい!だけじゃない。


歴史を学ぶ楽しさとは
歴史ってつまらない。そう思っていた。
歴史は単に事実を知ること。過去で起こったことを知ること。
それだけでは新しいことは生まれないし、つまらない。
そう思っていた。

先日、福田先生のセミナーを受けた。
https://ameblo.jp/yuruitennsaijuku/entry-12545511704.html
価値観について教えてくれた。
起きたことは変わらない。
起きたことに対して、どうやって自分で色付けするか。
悪いことなのか、いいことなのか、
素晴らしいことなのか、素晴らしくないことなのか。
価値観とは色付けすること。

歴史 認識変化 価値観変化
そもそも正しい歴史など、素人にはわからない。ということが分かった。
歴史を学んで、様々な説を知ることで、自分の認識が変化した。
価値観は変化することを知った。
自分が変化して、新しい自分の価値観に出会うことができた。
歴史を学ぶことで、新しい価値観を学ぶことができることがわかった。
そこから、歴史を学ぶことは非常に面白いものだということがわかった。

歴史を学ぶ醍醐味は、過去の事実を知ることにあるのではなく、
過去の様々な説を知ることで、自分の価値観が変化して、新しい自分に出会えること。
それこそが歴史を知る醍醐味であることを発見した。

歴史を学ぶ上で必要なことは、3点。
・多くの説を学ぶこと。
・多種多様な意見を聞くこと。
・どのように認識を持つのかを、自分で色付けしていくこと。
それら3つのの作業を行って、自分自身の意見が持てるようになる。
自分の意見を持てるようになることが、歴史を学ぶ意義だと考えた。
自分の意見を考えようとすることで、新しい自分が発見できて面白い。
複数の意見を聞くことで、歴史は面白いと感じられることができた。