楠川技研

楠川の技術研究

VR壁ドンを作ろうとしました(福岡XRミーティング発表)

福岡XRミーティングで、『VR壁ドンを作ろうとしました』を発表しました。

 

【カンペ】 

欲しいアプリ、やりたいアプリ
自分が欲しいモノを考えた
VRで自分が欲しいもの
お役立ち感が欲しい。
→壁ドン


仕事をするようになって、結果がすぐに欲しくなるようになった
生き急がされているかもしれない。
ゲーム内でも結果だけが欲しい。
セーブデータをいじったり、メモリをいじったりしたくなる。
純粋さが喪失した。
そんな私にとってのお役立ちゲーム。

壁ドン

VR内やゲーム内での結果はいらない。
VRをやった結果、肉体や精神が変化する。
VRに入っていると、リアルが変化する結果が得られるもの。
そういうお役立ち感を出したい。

VRボクシングゲームはあるが、ドンした感覚がない。
VRゴーグルをかぶりながらサンドバックをドンしたい。
でも、Questにサンドバックをトレースする機能はない。
ドンするなら完全固定のもの
→ 壁。

ドンした力を数値化できると楽しそう。
パンチ力や反応速度をグラフ化できるとお役立ち感が強まりそう。
パンチ力を測定してoculusへ送りたい。

通信方式
BLEを選択

BLEアセットを買ってしまった。
いきなり使い方がわからない。
サポートを要請。
10分以内の回答という驚きの対応の早さ。
ソースに説明を全部書くという慣習を知らなかった。
ソースにすべて説明があった。わかりやすい。

ロードセルで重量をアナログ信号に変換
アナログ―デジタル変換
デジタル値をBLEで送信 M5StickC
試行錯誤した結果・・・

アナログ値の送り方がわからない
(本来、このアセットを使えば送れるらしい)
→ 一定の重量を検知したらビットを反転

スクリプト移植法がわからない
(サンプルしか動かせていない)
→ Oculusへの移植を断念

xRのはずが、Lチカ2Dスマホアプリになってしまいました

BLEとVRとの相性は?
BLEのアドバタイズ間隔は最短20ms
今回のような使い方であれば、シビアなタイミングは不要。
Oculusで、BLEが安定受信できるならソコソコつかえるかも。
Oculusの受信安定性を確認したい。

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