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日本政府の早すぎる新型コロナウイルス対応が、一周回って後手後手に感じられている件

日本政府の初動方針『できる限り検査をしない』

新型コロナ検査はバンバンすればいい。
そんなふうに考えていた時期が俺にもありました
実際にコロナ検査をバンバンした韓国では病院がパンクしてしまいました。*1

 

 

韓国は病院がパンクしてから気づきました。
軽症患者は自宅で治療したほうがいい。
韓国はそう感じたようです。*2

 

コロナ検査を徹底すると病院がパンクする。
そんな状況を日本政府は想定していました。

 

日本政府は先手を打つ決断をしました。
韓国の病院がパンクするずっと前、
各国が打つ手に迷っていたそのときに、
日本政府自身の身を切るような決断をしました。
『ギリギリまで検査を先延ばしする決断』です。

 

具体的には、
「風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続かないと新型コロナの検査はしない」
厚生労働省を通じて、そういう方針を出ました。

 

この発表は、
風邪の症状の場合、4日間は自宅療養してください」

そういう意味にもなります。

 

日本政府は、日本人の「命」を第一に考えました。

 

武漢の大量の死者の原因は医療崩壊です。
医療崩壊で日本人が亡くなることを防ぐために、日本政府は4日間の患者の放置を決めました。
本当に身を切るような決断です。

 

感染拡大を放置しても守りたいもの

4日間の自宅療養をさせて検査しない。

それは
「感染の拡大の放置」
に繋がります。

 

日本政府は新型コロナウイルスの拡大を受け入れることを決断しました。
そんな決断、政府批判が出るのは目に見えています。
「日本人を守らないのか?」「なんで本気を出さないのか?」と。

 

コロナウイルスの報道があったときに、中国からの渡航客は一日に23,000人も入ってきていたのです。*3
もう、詳細調査をして感染経路を追える状態ではありませんでした。
日本政府は詳細なコロナ検査も捨てました。

 

日本国内の感染拡大の放置は、外国に迷惑をかけます。
外国人が日本から出ていくことで、コロナウイルスを持ち帰る可能性が高まります。
実際に北海道帰りのタイ人にコロナウィルスを持ち帰らせてしまいました。*4
日本は外国に迷惑をかけているのです。

 

それでも日本人の命を第一に考えて、先手を打ちました。

医療崩壊を防ぐためにできる、現時点でできる最良の選択だと信じて、先手を打ったのです。
『世界的な感染拡大を放置』して、日本人の命を第一に考えて決断を下しました。

 
「患者を4日間放置して、感染拡大も放置します」
パンデミックが起きていない状態で、言えるわけがありません。
外交的にも、国内世論的にも、許されるわけがありません。

詳しい説明はできないんです。

 

パンデミックが起こっていない以上、単なる推測の行動でしかないのです。
単なる推測の行動は、当然マスコミは叩いて、心無い憶測を発信します。*5

 

初動対策に成功した日本

新型コロナウイルス感染者数は、1月の段階では、中国に次いで2位でした。

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2020/1/30の感染状況

 

新型コロナ感染 世界マップ:日本経済新聞


でも今は、中国、韓国、イタリア、イランに次いで感染者数は5位、死者数も5位になっています。*6

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2020/2/29の感染状況

 

新規感染者数が10~20人で10日以上推移している国は、日本以外にはありません。
日本は安定が続いているのです。

他国を見れば感染爆発がすぐ起きることがわかります。
新規感染者数が2桁に達したら、アッという間に感染者数が拡大しています。

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新規感染者数比較・WHOデータと河野太郎氏のtwitterから算出



普通の国はそうなります。

でも、日本は最高の国でした。

 

肉を切らせて骨を断つ、ではないけれど、
感染を放置して、死者を最低限にする。
そういう先手を打ったように思います。
日本政府は英断を行いました。

 

政府は、
感染の拡大よりも、
海外への迷惑よりも、
政府自身の人気よりも、
マスコミのバッシングよりも、
日本人の命を第一に考えていました。

 

情報を正確に出さない中国政府から、
最大限の努力で情報を集めて、
最大限の知略を尽くして、*7
日本政府は、世界最高の感染対応*8をしています。

 

日本国民がコロナウイルスを封じ込めようとして起こったこと

ついでに、日本国民の凄さも伝えておきます。
新型コロナウイルスのニュースが出てから、
みんなで徹底的に手洗いうがい、マスク着用を行ったかと思います。
その結果、2019-2020シーズンのインフルエンザの感染者数が激減しました。*9

国民が自発的に行った感染症対策も成功しました。

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インフルエンザ推移

 

こんなすばらしい国に生まれたことを誇りに思います。