格安ブラシレスモータ駆動基板(JYQD-V7.3E)の回路図を見やすくした
JY01のリファレンス回路JYQD-V7.3Eの回路図を見やすくてみました
経緯
- ちょっと大きなインホイールモータを動かしたくなった
- 安めのモータ駆動回路基板を探したらJYQD-V7.3Eのコピー基板が出てきた
- JYQD-V7.3Eの回路図が見にくい
- KiCAD使ったこと無いから使ってみたい
- KiCADで回路図を書き直してみた←イマココ
格安ブラシレスモータ駆動基板が売っていた
「ブラシレスモーター コントローラー DC 12V-36V 500W 15AホールBLDCモーター バランスのとれたカードライバーボード」だ。
買って調べてみるとブラシレスコントローラICのJY01のリファレンス回路のコピー品のようだ。
基板名が
- JYQD_V7.3E
- QS-909
- TX6904DH
など、別名がいろいろある様子。
リファレンス回路図が分かりづらい
コントローラIC JY01の製造元ページに行ってデータシートを見たところ、リファレンス回路の回路図があったので落としてみた。
しかし、分かりづらい。インバータ回路の想像も付きづらく、どこが繋がっているのか解読に時間がかかる。
というわけで、書き直してみました。
勘違いしている部分などあれば教えて下さいませ。
12年放置していた株が100倍近くになったので、今後の方針を考えてみた。
ひさびさに証券口座を見てみたら桁がバグってた。
元本に対して評価益がデカすぎる。
原因を調べてみると米国株のNvidia。約5万円の株が420万に化けたのだ。
Nvidia株を2009年から12年間塩漬けにしておいたことで、ステキな塩梅に。
2009年当時はスマホ・タブレット黎明期。
ちょうどiPhone3GSが発売された頃だ。
Nvidiaがタブレット用SoCを出したので、将来の成長を見込んで約5万円の投資をした。
結果、2021年に驚きの爆上がりをみせた。
100倍近くになったのは、推測が当たったから?
購入当時、Nvidiaがタブレット用SoCを出した。
今後スマホ・タブレットが成長することを期待して株購入を決意した。
ところが、スマホでNvidiaのSoCを使われると異常発熱などの不具合が出て裁判沙汰になる機種も出た。
そんな逆風もあり、NvidiaのSoC大きくは広がらなかった。
Nvidiaがタブレット・スマホのSoCを作って、ウハウハになっていくと想像した未来は外れた。
現在は人工知能チップメーカー
しかし現在、Nvidiaの方向性は変化して人工知能のチップメーカーとして、ウハウハになっているようだ。
説明を見ても「人工知能コンピューティング会社」とある。人工知能を売り出す方針を変えたらしい。
https://jp.reuters.com/companies/NVDA.O
株価の時価総額は、将来に、その会社が生み出すと思われている価値の総和と言われている。
人工知能チップメーカーとして将来生み出す価値が、過去の時価総額の100倍あると市場では認めているらしい。
どちらにせよ、タブレット用SoCで儲ける私の推測は当たらなかったことになる。
売り上げの変化は?
2009年当時、私はNvidiaについてGPU以外で話を聞いてない。
恐らくの売上の大半は、GPUで占められていたのだと思う。
売上推移グラフをみると、2008年の売上は40億。
2021年現在、Nvidiaの売上はパソコン用GPUの他に、サーバーの人工知能エンジンや、自動車の人工知能エンジンがあるようだ。
売上全体の価格を見てみると166億で、12年前と比べて約4倍。
しかし、時価総額は100倍だ。
将来に生み出す価値は100倍だと市場で認められているようだ。
将来の見通しは?
クラウドだ、DXだと騒がれているなかで人工知能チップを作っているNvidia。
一見、将来性がありそうだ。
しかし、成長の源泉はどこにあるのかと問われれば一つだろう。
半導体の微細化だ。
成長の終焉、ムーアの法則の終焉
GPUなどのプロセッサは、約18ヶ月で約2倍密度になり2倍の性能になってきた。
この性能向上はムーアの法則とよばれている。
プロセッサーはトランジスタで構成されていて、トランジスタの数でおおよその性能が決まってくる。
1971年に発表されたプロセッサーのトランジスタ数は2300個(Intel 4004)
2008年のプロセッサーのトランジスタ数は7億7400万個(Intel Core i7)
2021年のプロセッサーのトランジスタ数は570億個(Apple M1 Max)
1.5年で倍の性能になるので、指数関数的な成長を続けている。
今は密度が高くなっているので、配線も非常に細くなっている。
現在の配線の太さは5nmだ。
原子1個のサイズが0.1nmなので、1つの配線の幅に原子50個しかない。
物理的限界は目の前だ。
計算上、約8年で50倍
ムーアの法則で計算すると、8年で50倍の微細化が可能になる。
しかし、8年以降もムーアの法則が続いて、原子1個の0.1nm以下で配線が成り立つとは誰も思わないだろう。
原子よりも細かな配線など物理的に不可能で、そろそろ物理的な限界が来るのは明らかだ。
つまり、現在のような成長は10年経たずに終わりを告げるだろう。
Nvidiaはシリコンをメインで使っている限り、持って8年の会社ということだ。
将来生み出す価値が、過去の時価総額の100倍あると市場では認めているが、私はそう思わない。
私の出した結論は、Nvidiaの将来は暗い。
だが、私の推測は当たらない
グリーン・ニューディールが騒がれていた2009年当時に株を始めた、
・太陽光発電と関連していた富士電機、
・電気自動車と関連していた明電舎、
それぞれの株を買った。
しかし、グリーンニューディール自体が外れた。
考えたつもりになっても、自分の推測は当たらないのだ。
今回のNvidiaは、運良く証券会社のパスワードを忘れていたから塩漬けできていた。
パスワードが分かっていたらすぐに売却しただろう。
現在のトレンド
小幡績さんの「すべての経済はバブルに通じる」が面白い。
投資家が集まったときには、リスクテイクバブルが起きると書かれている。
上海同時株安も、リーマンショックも、過去にバブルが弾ける寸前に膨張していたことが示されている。
本によると、その膨張は投資家たちのリスクテイクバブルによるものなのだ。
プロの投資家は、バブルの中のチキンレースでアクセルを踏まされているらしいのだ。
過去と同様、今がその最後のアクセルではないかと疑っている。
現在の世界的株高のトレンドは、プロ投資家たちのチキンレースのおかげだろう。
特にハイテク、IT株中心のNASDAQの傾きが、過去のITバブルと同期しているようで恐ろしい。
世界の経済成長の源泉と、それの終わり
近年の世界の経済成長の源泉は、ITの発達のおかげだと考えている人は多いだろう。
そして、ハードウェア系のIT会社の成長の源泉は、半導体の微細化のおかげだと私は考えている。
その半導体の微細化が止まるであろう近い将来、経済成長は一時的に停滞するのではないだろうか。
一時的な停滞によって、将来への不安感から暴落が引き起こされることを願っている。
その暴落時に備えて、現金を蓄えて暴落した株を買えるようにしたいのだ。
というわけで、「自分の推測は当たらない」と疑いながら、Nvidia株を少しずつ売って現金を蓄えて行くことにする。
この記事を構想していた2021年7月当時、株価は約200ドルだった。
7月のタイミングで保有株の1/4=約100万円を売ってしまった。
2021年11月現在、株価は320ドルまで上昇している。
今売っていれば、50万円以上得していたはずだ。
やはり、自分の推測は当たらない。
どうしよう。
36歳にして、ゼロからアラビア語を覚えてみようと思う
浅川芳裕さんの著書「カイロ大学」に書かれているエジプト生活が興味深い。
この本はカイロ大学の説明がメインのはずだ。
しかし、浅川さんのカイロでの生活の描写が面白すぎる。
むしろ、そこしか印象に残らない。
交渉の話題が特にいい
浅川さんは、大学入学や運転免許を交渉でクリアしたらしい。
具体的な交渉のドタバタがこの本には書いてある。
でもどうだろう、公的な試験を交渉でパスするなど、根本的になにかがおかしい。
そんなおかしな国エジプト、日本人的感覚からすれば異世界だ。
異世界転生物のアニメが乱立する昨今、36歳にして異世界に少し憧れが出始めた。
そして知った。この地球上に、飛行機で行ける異世界があったのだ。
そんな異世界を体感したくて、エジプトの公用語のアラビア語を覚えたくなっている。
口語を覚えたい
異世界を体感したい。
そう考えると、喋って通じる口語を学びたくなってくる。
アラビア語には大きく分けて2種類あるようだ。
口語で使われる言葉をアーンミーヤという。
イスラム教のコーランなど、きっちりした文章はフスハーとよばれる言葉で書かれている。
フスハーで喋ることはほとんど無いようなので、自分の学習からはフスハーを除外しよう。
まずは、口語で使われるアーンミーヤだ。
エジプトのカイロが楽しそうなので、エジプトに行くつもりでアラビア語のエジプト方言を覚えてみたい。
NHK教材を使う
アラビア語の教材をAmazonなどで調べたところ、NHKが優秀そうだ。
音声で聞けること、ハードルが高すぎないことをポイントにした。
これらを使ってゆるく学習していこう。
学習効率を上げていこう
自主学習でやりがちな反復学習。
「反復学習のみ」の効率の悪さは、ふろむださんが指摘している。
最新研究からわかる 学習効率の高め方 - 分裂勘違い君劇場 by ふろむだ
テキストを読んだりラジオを聞くだけではおそらく身につかないことがわかる。
学習効率を上げるには、学習とテストをサンドイッチしていくことが重要になりそうだ。
まずはテストの設計からはじめたい。
覚える対象を明確にしていこう。
アラビア文字の覚えかた
言語を学びたいとき、文字は覚えたほうがいいだろう。
しかし、アラビア文字は複雑だ。
繋げて書くのが基本なので、見慣れていないと読み取るのが難しい。
一つの文字で4種類覚える必要が出てくる。
単独系と頭字、中字、尾字の4種類だ。
まずは単独系を覚えていこう。
頭字、中字、尾字は頑張って覚えるのはやめて、単語を書いていく中で、頭に自動的に入っていくのを期待したい。
つまり、単独系以外は後回しにする。
まずは、アラビア文字の単独系とカタカナを照らし合わせられるようにしていこう。
Wikiを見ると、サ行の表記が3種類も出てくる。
カタカナでは100%判別できないことになる。
仕方ないが割り切って学習を進めよう。
語彙はカタカナで
アラビア文字は、基本は母音を表記しない。
「こんにちは(konnitiwa)」が
「knntw」になるイメージだ。
母音は推測するらしい。
アラビア文字で単語を単独で覚えても、音が想像できないことになる。
音がないのはハードルが高すぎる。
やっぱり言葉は音で覚えたい。
なので最初は、語彙をカタカナで覚えよう。
まずはカタカナで音を覚えて、さらにアラビア文字を完璧に覚えてたあとで、アラビア文字で単語を覚える方針としよう。
それまでは、カタカナで覚えていく。
スマホで気軽にテストをしたい
アラビア語を机にかじりついて毎日勉強している自分を想像できない。
当然だ。そこまで興味が湧いていないし、勉強する習慣も持ってない。
そんな自分に合っているのが、スマホを使うことだろう。
思いついたときにスマホでテストができるなら、少しはやる気が出るはずだ。
テストの方針が決まった
・スマホを使う
・語彙はカタカナで覚える
・アラビア文字は単独系をメインで覚える
というわけで、スマホアプリ「暗記メーカー」にそれぞれを書いて覚えることとする。
1週間試して飽きてなければ、次のステップを考えよう。
しかし、挫折するのは目に見えている。
どうやったら自主学習は続くのだろうか。
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