2020年11月のコロナ増加は水際対策緩和が原因。GoToや訪日外客は関係ない。
2020年11月のコロナ増加は「水際対策の緩和」のせいで、GoToや訪日外客は関係ない、ようなグラフができました。
グラフにしてみると、「水際対策の緩和」後にきっちり増加しているように見えますね。どうなんでしょう?
きっかけは面白いことを言っている方がいたこと。
大事なことだから2回言うよ、GOTOを見直すより先に、外国人の入国を見直す必要があると思うよ。外国人の感染者増加を報道しないのも外国人への配慮?感染経路不明で誤魔化す報道しちゃダメだよ。
— フィフィ (@FIFI_Egypt) November 20, 2020
↓参考にこちら
入国後の14日間待機 短期出張や日本居住外国人 条件付きで免除https://t.co/0lX0ZyJdgW https://t.co/enEKfgn3gB
この情報を元に、高島市長のやり方をパクってグラフにしてみました。
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11月1日に、再入国の待機免除で「水際対策を緩和」していたんですね。初めて知りました。
海外に短期出張日本人など 再入国時14日間の待機免除決定 政府 | 新型コロナウイルス | NHKニュース
あと、訪日外客と関連があるのかと思ってグラフにしてみましたが、こちらは関係なさそう。
訪日外国人は7月以降、1ヶ月ずつ倍増していたんですね。凄い流入量。
訪日外客統計@日本政府観光局
https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/data_info_listing/index.html
組み合わせてみると、訪日外客が直接要因ではないように見えます。
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素晴らしいのは、水際対策の緩和前。
ここまで外国からの流入が増えてもほとんど増加が見られなかったのは
・水際対策(14日間待機)が効いていたこと
・国民の感染対策が効いていたこと
の2点につきますよね。
あれだけGoToで移動が増えても感染者数は増加が見られず、インフルエンザの感染状況も、昨年同期比で1/3000になっている事実。
ヤバくないですか?
去年15390人いたインフルエンザの感染者数が、46人(リンク先は厚労省のPDF)ですよ??
海外のインフルエンザ感染者数比較があったら見てみたい!!
ここまで感染症を予防できている国ってあるのかな?
「水際対策の緩和」を元にすればわかりやすいグラフになるにも関わらず、マスコミや野党はGoToばかりをとりあげて、「水際対策の緩和」を批判しない。
8割おじさんの言っていることは難しくてよくわからないけど、GoToをやり玉に挙げているように聞こえます。
「水際対策の緩和」って本当に関係ないのかな?
水際対策の緩和で入国した人数ってめっちゃ少ないとか??
最近は、世論をマスコミが作っているように思えてなりません。
「GoToが正義か悪か」の、わかりやすい世論を作ってません?
マスコミが作った世論なら、私は無視したい。
噂によると「GDPにおける観光の比率は3%程度」とのこと。
とりあえずマスコミも野党もわかりやすいGoToのせいにして、『その他の産業で必要な短期出張者』に影響が出ないよう「水際対策の緩和」は続けたいのかな?なんて陰謀論を疑ってしまいます。
マスコミ含む様々な業種で、短期出張後に14日間待機してられない気持ちはわかります。
政府与党としては、自分が実行した「水際対策の緩和」を自ら撤回はできないですよね。
あとは私達は世論をどう作るか。
「水際対策の緩和」を攻めて、引き締める方向で動くのか?
どうせ攻めるなら
「インフルエンザ以下の死者数の新型コロナウィルスは、日本人にとって本当に2類感染症相当のウィルスに指定する必要があるのか」
を確認していきたいです。
Twitterを見ていると
「ニュースを見て、私たちができることは反応。データを見て、私たちができることは思考」
のような気がしてきました。ニュースを見てても感情ばかり動いて反応になるばかり。
もうちょっと思考できるようになりたいので、ニュースを見る時間を少なくしていきたいと思いました。